写真はまたまた全員読んだ方が良い『正直不動産』です。2026年に映画になるとのことで楽しみにしています。
この仕事を通じていつも感じるのですが、ずさんな仕事をした不動産会社や建設会社のやったことが、解決せずに何十年も残り、人に迷惑をかけるというものがあります。
どこの物件とは言いませんが、違法建築として烙印が押されてしまい、売ろうとしても、買主に銀行が融資をしない物件すらあります。
そんな物件でも当時はバラ色の未来を与える様に、TV広告がされていたんですよね。
今だって同じように広告されている、同じような会社があります。
そのツケは一体だれが払うのかと言うと、騙された貸主様が払う事になります。
私たち、地場の不動産はなんとかそのツケを返せるように協力していくしか、他に方法がありません。
私は大手の不動産屋は全く信用していません。
なぜならころころと人が変わり、そして責任を取らないからです。
責任を取る不動産会社は地場で長年やっていて、家族経営のところです。家族経営だからこそ地域に根を張っているからこそ、違法なことや卑劣なことをすれば、その地域にいられなくなります。
だからこそ、地場の家族経営の不動産屋は、信用があるんです。
ポッと出て、荒稼ぎして、そしていつの間にか消えていく。残されたのは違法建築スレスレの物件。そんな物件は今でもよくあります。そんな仕事をする一見きれい目な会社は良くあります。
損な役回りだとは思いますが、地場の不動産屋が真面目に仕事をするから、どうにか不動産業という仕事は回っているのではないかとさえ思います。
上から改革が行われることなどほとんどないのが実情な中で、下から良い仕事をしていく必要をひしひしと感じています。